10/6 20年度4回目の釣りは秋の豊洲ぐるり公園を偵察に
- 2020/10/08
- 07:15
東京湾奥の豊洲ぐるり公園でサバが釣れ盛っているという噂を聞いたので、どんなものか見に行ってみることにしました。
場所 豊洲ぐるり公園(16時半~22時)
日時 10月6日(火)
釣果 サバ1、コノシロ2、イワシ2
竿 アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE、タカミヤ H.B concept HIBIKI 小継SAGURI 2.7m
仕掛け ワインド、テンヤ引き釣り、ジグサビキ、胴突き
エサ 青イソメ
昨年末にタチウオを狙って何回か訪れた豊洲ぐるり公園。私の自宅からは半時間ほどで行ける、たぶん一番近い釣り場で、新しいだけあって園内は清潔、快適極まりなく、もちろんへんな常連集団もいない。魚影も濃く、最高の釣り場ではあるのだけれど、もちろん問題もあって・・・東京湾奥のどん詰まりだけあって、水質に疑問がある。昨年末に釣ったタチウオにも、ドブ臭い個体が認められた。catch & eat派の釣り人としては、あらゆる美点も「食えない」魚が釣れるのではすべて帳消しになってしまうが、臭い等は魚種によるのかもしれない。今日は「釣れるか」の他に、「味」の点も検証するつもり。
私はサビキはやらないので、タチウオ用のワインドとテンヤ、そして青物用にはジグサビキ、あと前回の残りのアオイソメを持参して、いつもの小物用の胴突き仕掛けを持っていった。

見渡す限り、入る余地がない。火曜日の昼間だというのに・・
現地には夕方4時に着いた。駐車場も駐輪場もいっぱい。これはまずいのでは・・と思いつつ釣り場を見下ろすと、完全に満員! スキマにちょいと入り込むことすら出来ないレヴェルの混雑である。
仕方ないのであてもなく下り、ぶらぶら歩いていくと、荷物を片付けている老夫婦の姿が。
「こんにちは~移動されるんですか?」「いや今日はもうあがるところですよ」「それじゃあここ入らせてもらって大丈夫ですか?」「はいはい、大丈夫ですよ。今日は何を狙って来たの?」「サバと、タチウオですかね~」「タチウオもう釣れているの?」「いや、まだ話は聞いてはいないけど、小魚も入ってきてるみたいだからそろそろかなって」「そう、情報はまだでももうそろそろいけるかもしれないね。それじゃ頑張って」「今日はどうでしたか、釣れました?」「いやぁ、今日は全然駄目だった。これからっていう人に言うのは悪いみたいだけど、今日は全然・・ごめんなさいね」「いやいや、大丈夫です。どんなもんか試してみます」
こんな按配で、首尾よく譲ってもらった場所に陣取り、まずは前回壊れたのを修復したタカミヤ竿に余りイソメの胴突きをこしらえて落としてみる。ここがシーパラ前なら、水に落としたか落としてないかというタイミングで怒涛のアタリラッシュに見舞われるところだが、シーンとして何の反応もない。まあ、ここではこんな感じなんだろう。
胴突きはそのまま置き竿にして、まずはジグサビキを投げることにする。
それから小一時間、ジグを投げては回収するものの、まったく何の反応もない。そろそろ夕まずめ時になるので、ワインドに変更、数投したら、何かかかった。
引きはけっこう強く、ブルブルとして魚であることは間違いないが、タチウオよりも圧倒的に軽い。これは別の魚か、タチウオだとしてもサヨリみたいなやつだろう。

サバ、23cmの控えめサイズ。ワインドに食ってくるんだ・・・
思ったよりも一回り小さかったものの、とりあえず釣れてボウズは免れたことでずいぶんと気は楽になった。
その後、ワインドのリーターに残してあったサビキに小さなイワシが二尾かかった。それだけで、他には何もなく、やがて日は落ちて夜になり、ワインドの時間帯も過ぎた。
イワシは一匹は死んでしまった。そこで、これを餌にしてテンヤをやってみることに。
テンヤでは小さなコノシロが二尾かかった。二尾ともスレガカリで、面白いことにテンヤのでかい針にかかってきた。テンヤの場合、そもそもスレガカリが前提というところがある。タチウオだってエサを狙ってきたやつをでかい針で引っ掛けるという釣りなので、この二尾のコノシロもまったく同じメカニズムで釣れてきたのである。サビキではなく、テンヤの方にかかってきたところが興味を惹かれる部分だった。
その後、10時までやるも何も釣れなかった。エサ釣りの胴突きのほうは、ときどきアタリはあるものの針がかりはせず、結局一尾も釣れずに終わった。
夜になると公園はランナーの集団でまるで高校の校庭のような様相を呈した。どこからやってきたのかと思うほかないランナー達の大集団。確かにここは足場も良いし、距離もあるし、眺めも良いしでランニングにも最高の場所なのかもしれない。確かに歩いて来られる距離なら私もここで走りたい。
誕生会を祝うパリピ集団とか、ライダーの団体とか、釣り人以外の人々が多い。目立たないがカップルも多い。果ては若者の集団が盛大に花火を打ち上げ始めた。今年最初で最後の花火だ・・

夜景はとても美しい。
そんな活気ある公園を午後10時に退出。中央通りから不忍通を寄り道して帰ったせいか、帰宅したら11時を過ぎていた。
コノシロを酢でつけ、サバは塩焼きに。
夕食にサバの塩焼きをつけたが、残念ながら、臭いがあって美味くなかった。昨年末のタチウオと同じ、ドブ臭いにおいだ。
やはり、釣った魚を食べるのであればここはあまりお勧めできる場所ではないようだ。
本当に残念なことではあるが・・・
追記
酢でしめたコノシロ2尾を二日後に試食してみたところ、臭みもなくとても美味しかった。10cmほどの小さな魚で、半身にして4切れしか出来ないようなものだったので臭いもなかったのかもしれない。大きなものを釣って試してみる価値はありそうだ。延々とコノシロばかり釣れ続ける状況もここではあるらしい。コハダの酢漬けは好物のひとつでもあるので、コノシロ天国を期待してまたでかけてみようと思っている。
場所 豊洲ぐるり公園(16時半~22時)
日時 10月6日(火)
釣果 サバ1、コノシロ2、イワシ2
竿 アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE、タカミヤ H.B concept HIBIKI 小継SAGURI 2.7m
仕掛け ワインド、テンヤ引き釣り、ジグサビキ、胴突き
エサ 青イソメ
昨年末にタチウオを狙って何回か訪れた豊洲ぐるり公園。私の自宅からは半時間ほどで行ける、たぶん一番近い釣り場で、新しいだけあって園内は清潔、快適極まりなく、もちろんへんな常連集団もいない。魚影も濃く、最高の釣り場ではあるのだけれど、もちろん問題もあって・・・東京湾奥のどん詰まりだけあって、水質に疑問がある。昨年末に釣ったタチウオにも、ドブ臭い個体が認められた。catch & eat派の釣り人としては、あらゆる美点も「食えない」魚が釣れるのではすべて帳消しになってしまうが、臭い等は魚種によるのかもしれない。今日は「釣れるか」の他に、「味」の点も検証するつもり。
私はサビキはやらないので、タチウオ用のワインドとテンヤ、そして青物用にはジグサビキ、あと前回の残りのアオイソメを持参して、いつもの小物用の胴突き仕掛けを持っていった。

見渡す限り、入る余地がない。火曜日の昼間だというのに・・
現地には夕方4時に着いた。駐車場も駐輪場もいっぱい。これはまずいのでは・・と思いつつ釣り場を見下ろすと、完全に満員! スキマにちょいと入り込むことすら出来ないレヴェルの混雑である。
仕方ないのであてもなく下り、ぶらぶら歩いていくと、荷物を片付けている老夫婦の姿が。
「こんにちは~移動されるんですか?」「いや今日はもうあがるところですよ」「それじゃあここ入らせてもらって大丈夫ですか?」「はいはい、大丈夫ですよ。今日は何を狙って来たの?」「サバと、タチウオですかね~」「タチウオもう釣れているの?」「いや、まだ話は聞いてはいないけど、小魚も入ってきてるみたいだからそろそろかなって」「そう、情報はまだでももうそろそろいけるかもしれないね。それじゃ頑張って」「今日はどうでしたか、釣れました?」「いやぁ、今日は全然駄目だった。これからっていう人に言うのは悪いみたいだけど、今日は全然・・ごめんなさいね」「いやいや、大丈夫です。どんなもんか試してみます」
こんな按配で、首尾よく譲ってもらった場所に陣取り、まずは前回壊れたのを修復したタカミヤ竿に余りイソメの胴突きをこしらえて落としてみる。ここがシーパラ前なら、水に落としたか落としてないかというタイミングで怒涛のアタリラッシュに見舞われるところだが、シーンとして何の反応もない。まあ、ここではこんな感じなんだろう。
胴突きはそのまま置き竿にして、まずはジグサビキを投げることにする。
それから小一時間、ジグを投げては回収するものの、まったく何の反応もない。そろそろ夕まずめ時になるので、ワインドに変更、数投したら、何かかかった。
引きはけっこう強く、ブルブルとして魚であることは間違いないが、タチウオよりも圧倒的に軽い。これは別の魚か、タチウオだとしてもサヨリみたいなやつだろう。

サバ、23cmの控えめサイズ。ワインドに食ってくるんだ・・・
思ったよりも一回り小さかったものの、とりあえず釣れてボウズは免れたことでずいぶんと気は楽になった。
その後、ワインドのリーターに残してあったサビキに小さなイワシが二尾かかった。それだけで、他には何もなく、やがて日は落ちて夜になり、ワインドの時間帯も過ぎた。
イワシは一匹は死んでしまった。そこで、これを餌にしてテンヤをやってみることに。
テンヤでは小さなコノシロが二尾かかった。二尾ともスレガカリで、面白いことにテンヤのでかい針にかかってきた。テンヤの場合、そもそもスレガカリが前提というところがある。タチウオだってエサを狙ってきたやつをでかい針で引っ掛けるという釣りなので、この二尾のコノシロもまったく同じメカニズムで釣れてきたのである。サビキではなく、テンヤの方にかかってきたところが興味を惹かれる部分だった。
その後、10時までやるも何も釣れなかった。エサ釣りの胴突きのほうは、ときどきアタリはあるものの針がかりはせず、結局一尾も釣れずに終わった。
夜になると公園はランナーの集団でまるで高校の校庭のような様相を呈した。どこからやってきたのかと思うほかないランナー達の大集団。確かにここは足場も良いし、距離もあるし、眺めも良いしでランニングにも最高の場所なのかもしれない。確かに歩いて来られる距離なら私もここで走りたい。
誕生会を祝うパリピ集団とか、ライダーの団体とか、釣り人以外の人々が多い。目立たないがカップルも多い。果ては若者の集団が盛大に花火を打ち上げ始めた。今年最初で最後の花火だ・・

夜景はとても美しい。
そんな活気ある公園を午後10時に退出。中央通りから不忍通を寄り道して帰ったせいか、帰宅したら11時を過ぎていた。
コノシロを酢でつけ、サバは塩焼きに。
夕食にサバの塩焼きをつけたが、残念ながら、臭いがあって美味くなかった。昨年末のタチウオと同じ、ドブ臭いにおいだ。
やはり、釣った魚を食べるのであればここはあまりお勧めできる場所ではないようだ。
本当に残念なことではあるが・・・
追記
酢でしめたコノシロ2尾を二日後に試食してみたところ、臭みもなくとても美味しかった。10cmほどの小さな魚で、半身にして4切れしか出来ないようなものだったので臭いもなかったのかもしれない。大きなものを釣って試してみる価値はありそうだ。延々とコノシロばかり釣れ続ける状況もここではあるらしい。コハダの酢漬けは好物のひとつでもあるので、コノシロ天国を期待してまたでかけてみようと思っている。
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