17年度16回目のハゼ釣りは改造手バネ竿を試す
- 2017/09/26
- 14:04
今年16回目のハゼ釣りに行ってきました。場所はまた海老取川から、多摩川六郷水門周辺です。
場所 海老取川(14時~15時)、多摩川六郷水門周辺(15時半~18時)
日時 9月24日(日) 14時~18時
釣果 15尾 (持ち帰り12尾)、ウロ・ダボ各一尾
竿 宇崎日新ファインモード流2WAY硬硬調5.4m改(手バネ中通し仕様)
仕掛け 脈釣り仕掛け(中通し錘)
針 MARUTOバーブレスフライフック d21・18号
エサ ボイルベビーホタテ
季節が秋へと移り、横浜へと足を伸ばし始めると、もう東京の釣り場へはご無沙汰になる・・というのが例年のパターンですが、今年はとりあえず、週末にはハゼが釣りたい気分。先週の横浜の貧果を受けて、二週続けて出撃という気分にはなれなかったものの、やはり出かけたい、ということで、いつもの海老取川へと向かいました。

このあたりももう秋の気配。なんとなく寂しい風情が漂っています。
いつもの導流堤に降り、竿を出しました。今回の釣行の目的のひとつは、新しい竿を試すこと。とはいってもそうちょくちょく新しい竿を買ってるわけではなく、今回は手持ちのハエ竿、宇崎日新ファインモード流2WAY硬硬調5.4mに糸巻き杭とトップガイドをつけ(本来の先端の一本は抜いた上で)、中通しの手バネ竿に改造したものを持参しました。

前に「ひなた」で試したように、糸は竿尻から通すことにしました。なので糸巻き杭は持ち手の後ろにつけてあります。
もともとこの竿、ハゼ釣り用に改造したわけではなくて海の小物をウキ釣りや探り釣りで狙おうと思って作りました。ハゼでも使っていましたがこのくらいの長さになると脈釣りオンリーの自分にはいささかつらかった。ハエ竿らしくグニャグニャなので、先端一本抜いたくらいが丁度いいんではないかとも思いました。

このトップガイドは1サイズ大き目のものを取り付けてあります。もとの穂先もそのまま通せるので、必要に応じてオリジナルのハエ竿としても使えるようになっています。
さて、使用感はどんなものか・・・とやってみましたが、・・・ダメでした。アタリひとつない。今日は風も強くなく、コンディションは悪くないのに、餌取りのアタリすらないなんて予想外でした。
ウェーダーで立ち込み、長竿をふるう有利さを生かして周囲180度くまなく探ってみましたが、ぜんぜん駄目。なんとか深場から一尾釣り上げたものの、アタリはかなりダイレクトで、竿先が引き込まれるようなものだったのでどんな竿でも分かったでしょう。アタリがないときにはもちろん餌もとられなかったので、竿の感度をどうこう言える状況ではありませんでした。
1時間たち、二尾目をなんとか釣り上げたところでおしまいにしました。
近くに有望な釣り場を知っていると心強いです。例によって、多摩川六郷水門に向かいました(人の頭ほどの大きくて真っ赤なカニがかかってバレたこと以外特筆すべきこともなかったので書かずにしまった14回目も同じルートでした)。
六郷水門周辺は、大井ふ頭ほどは釣れず、海老取川のようにキレイなハゼが釣れるわけでもないのですがポツポツとそれなりに安定して釣れて外れがない印象です。
ところが、そんな釣り場でも今日はサッパリでした。15時半から景色の良い本流で始めましたが17時までに釣れたのは巨大なウロハゼ一尾(持ち帰って食べようかとも思ったもののウロハゼは大きくなればなるほどキモいです。マハゼと姿はそんなに違わないのに・・たぶん、マハゼは全体に透明感があってお腹にもキラキラ光るダイワマークみたいな模様があったり、顔も愛嬌のある間抜け顔であるにたいして、ウロハゼは全体に濁った色合いでウロコも大きく、ヌメリも強く、顔が大きくて受け口で猛々しいのが、大きくなるとより目立ってくるからなんじゃないかと思います。針も飲まれてトホホでしたがなんとか外してリリース)、小さなダボハゼ、そして小ぶりのマハゼ一尾にとどまりました。
ここではアタリもある程度あったのですが、針がかりしにくいハヤの類だったのか、ハゼのアタリにうまく対応できなかったのか、判断できませんでした。
日暮れも近くなってから、水門を越えて船着場のある水路側に。
日暮れのせいか、ここでようやく動きが出てきました。アタリが頻繁にありましたが、なかなか針がかりせず。本当に小さな違和感程度で合わせるようにしてようやく釣れだし、暗くなるまでの一時間程度でなんとか12尾追加しました。型は即リリースの4cmくらいから、最大は13cmまで。大きなものがかかると竿は大げさに弓なりになり、どんな大物かと疑うような感じで、やはりハエ竿の面白さは健在でした。13cmがかかったときには丁度脇におじいさんが通りかかったところで、弓なりになる竿を見て「ウワアァー」と叫び、上がったハゼを見て「こんなでかいハゼは見たことない!」と言っていましたが、そんなわけはないので、ハエ竿マジックに幻惑されたのでしょう。とにかく、ちょっとした小魚でも楽しめるのがハエ竿のいいところです。
逆に大物でも腰の柔らかさを生かして対応できるとのことで、同様の手バネ仕様でクロダイを釣る地域もあるらしい。まあ私は小魚でいいので、海でベラやカワハギ、出来ればメバルなんかを釣ってみたいと思っていますが、試しに大井ふ頭あたりでセイゴでも狙ってみようかとも考えています。
そんなわけで、5mの改造竿、なかなか楽しめ、感度はさすがに純正の穂先付きには及ばないものの、グニャグニャ感はなくなって扱いやすくなりました。これはなかなか良い。今メインで使っているファインモード流3.9mも手バネ竿に改造したくなりましたが、あれはあれで十分使えているので改造してしまうと不満も出てきそう。もう一本買うか? と本気で悩んでしまいました。
場所 海老取川(14時~15時)、多摩川六郷水門周辺(15時半~18時)
日時 9月24日(日) 14時~18時
釣果 15尾 (持ち帰り12尾)、ウロ・ダボ各一尾
竿 宇崎日新ファインモード流2WAY硬硬調5.4m改(手バネ中通し仕様)
仕掛け 脈釣り仕掛け(中通し錘)
針 MARUTOバーブレスフライフック d21・18号
エサ ボイルベビーホタテ
季節が秋へと移り、横浜へと足を伸ばし始めると、もう東京の釣り場へはご無沙汰になる・・というのが例年のパターンですが、今年はとりあえず、週末にはハゼが釣りたい気分。先週の横浜の貧果を受けて、二週続けて出撃という気分にはなれなかったものの、やはり出かけたい、ということで、いつもの海老取川へと向かいました。

このあたりももう秋の気配。なんとなく寂しい風情が漂っています。
いつもの導流堤に降り、竿を出しました。今回の釣行の目的のひとつは、新しい竿を試すこと。とはいってもそうちょくちょく新しい竿を買ってるわけではなく、今回は手持ちのハエ竿、宇崎日新ファインモード流2WAY硬硬調5.4mに糸巻き杭とトップガイドをつけ(本来の先端の一本は抜いた上で)、中通しの手バネ竿に改造したものを持参しました。

前に「ひなた」で試したように、糸は竿尻から通すことにしました。なので糸巻き杭は持ち手の後ろにつけてあります。
もともとこの竿、ハゼ釣り用に改造したわけではなくて海の小物をウキ釣りや探り釣りで狙おうと思って作りました。ハゼでも使っていましたがこのくらいの長さになると脈釣りオンリーの自分にはいささかつらかった。ハエ竿らしくグニャグニャなので、先端一本抜いたくらいが丁度いいんではないかとも思いました。

このトップガイドは1サイズ大き目のものを取り付けてあります。もとの穂先もそのまま通せるので、必要に応じてオリジナルのハエ竿としても使えるようになっています。
さて、使用感はどんなものか・・・とやってみましたが、・・・ダメでした。アタリひとつない。今日は風も強くなく、コンディションは悪くないのに、餌取りのアタリすらないなんて予想外でした。
ウェーダーで立ち込み、長竿をふるう有利さを生かして周囲180度くまなく探ってみましたが、ぜんぜん駄目。なんとか深場から一尾釣り上げたものの、アタリはかなりダイレクトで、竿先が引き込まれるようなものだったのでどんな竿でも分かったでしょう。アタリがないときにはもちろん餌もとられなかったので、竿の感度をどうこう言える状況ではありませんでした。
1時間たち、二尾目をなんとか釣り上げたところでおしまいにしました。
近くに有望な釣り場を知っていると心強いです。例によって、多摩川六郷水門に向かいました(人の頭ほどの大きくて真っ赤なカニがかかってバレたこと以外特筆すべきこともなかったので書かずにしまった14回目も同じルートでした)。
六郷水門周辺は、大井ふ頭ほどは釣れず、海老取川のようにキレイなハゼが釣れるわけでもないのですがポツポツとそれなりに安定して釣れて外れがない印象です。
ところが、そんな釣り場でも今日はサッパリでした。15時半から景色の良い本流で始めましたが17時までに釣れたのは巨大なウロハゼ一尾(持ち帰って食べようかとも思ったもののウロハゼは大きくなればなるほどキモいです。マハゼと姿はそんなに違わないのに・・たぶん、マハゼは全体に透明感があってお腹にもキラキラ光るダイワマークみたいな模様があったり、顔も愛嬌のある間抜け顔であるにたいして、ウロハゼは全体に濁った色合いでウロコも大きく、ヌメリも強く、顔が大きくて受け口で猛々しいのが、大きくなるとより目立ってくるからなんじゃないかと思います。針も飲まれてトホホでしたがなんとか外してリリース)、小さなダボハゼ、そして小ぶりのマハゼ一尾にとどまりました。
ここではアタリもある程度あったのですが、針がかりしにくいハヤの類だったのか、ハゼのアタリにうまく対応できなかったのか、判断できませんでした。
日暮れも近くなってから、水門を越えて船着場のある水路側に。
日暮れのせいか、ここでようやく動きが出てきました。アタリが頻繁にありましたが、なかなか針がかりせず。本当に小さな違和感程度で合わせるようにしてようやく釣れだし、暗くなるまでの一時間程度でなんとか12尾追加しました。型は即リリースの4cmくらいから、最大は13cmまで。大きなものがかかると竿は大げさに弓なりになり、どんな大物かと疑うような感じで、やはりハエ竿の面白さは健在でした。13cmがかかったときには丁度脇におじいさんが通りかかったところで、弓なりになる竿を見て「ウワアァー」と叫び、上がったハゼを見て「こんなでかいハゼは見たことない!」と言っていましたが、そんなわけはないので、ハエ竿マジックに幻惑されたのでしょう。とにかく、ちょっとした小魚でも楽しめるのがハエ竿のいいところです。
逆に大物でも腰の柔らかさを生かして対応できるとのことで、同様の手バネ仕様でクロダイを釣る地域もあるらしい。まあ私は小魚でいいので、海でベラやカワハギ、出来ればメバルなんかを釣ってみたいと思っていますが、試しに大井ふ頭あたりでセイゴでも狙ってみようかとも考えています。
そんなわけで、5mの改造竿、なかなか楽しめ、感度はさすがに純正の穂先付きには及ばないものの、グニャグニャ感はなくなって扱いやすくなりました。これはなかなか良い。今メインで使っているファインモード流3.9mも手バネ竿に改造したくなりましたが、あれはあれで十分使えているので改造してしまうと不満も出てきそう。もう一本買うか? と本気で悩んでしまいました。
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