17年度15回目のハゼ釣りは横浜金沢八景へ
- 2017/09/19
- 22:25
今年15回目のハゼ釣りに行ってきました。場所は横浜金沢区、野島公園と並木ふなだまり公園です。
場所 野島公園(6時半~15時半 アサリ採りとハゼ釣り)、並木ふなだまり公園(16時~17時半)
日時 9月15日(金)
釣果 30尾くらい (持ち帰り15尾)、アサリ2kg
竿 宇崎日新2WAY遊々山 ZX 硬調 2.9m、ダイワひなた6尺、宇崎日新ファインモード流2WAY硬調 4.5m
仕掛け 脈釣り仕掛け(中通し錘)
針 MARUTOバーブレスフライフック d21・16号
エサ ボイルベビーホタテ
まだ暗い朝五時に出発し、一路横浜へ。目的地までは片道50km、このくらいになるとちょっとしたツーリング気分です。現在のバイク、スーパーカブ110プロは時速70kmあたりがもっとも安定するので公道では快適だし、燃費は確実に50km/lを超えるし長距離でお尻も痛くならないのですが、なぜかあまり長距離を走る気になれず、往復100kmを超えるとちょっとしんどいです。昔の愛車、旅仕様のオフロード・バイク、ジェベル250XCではこのくらい物の数ではなかったんですがあちらは公道では馬力を持て余し、燃費は25km/lいけばいいほう、50kmも走れば尻は激痛に襲われオフ車らしい立ち乗りを余儀なくされる・・といった具合、なのに日本中を走り回っていました。やっぱりバイクも雰囲気で気分が乗ったり乗らなかったりするんですかね。まあ、単に私が歳を取っただけかもしれないんですが。
とはいえカブプロ110、本当に下道では快適そのものです。のんびりと、何のストレスもなく1時間半で目的地の野島公園に到着しました。早朝だったのでずいぶん早く着きました。
野島公園は私のお気に入りのハゼ釣り場です。でも、ここ、5年位前からほとんど釣れなくなっているという話で、しかも去年からは投げ釣りも禁止されました。まあ、投げ釣りでやってもなかなか釣れないのです。なにしろ、魚影がほとんどない。ハゼ密度はたぶん海老取川の10分の一、大井ふ頭の100分の一以下ではないでしょうか。それでもわざわざ来たのは、ここ、釣れるハゼはほとんどが良型なのです。ほとんどいないけど、いればデカいという、奇妙な釣り場なのです。
私は勝手に、ハゼの釣れる時間帯は干潮しばらくから満潮までだと決めています。これは別に根拠があるわけではなく個人的な感触に過ぎないのですが、今回は厳密に干潮の時刻に着けるようにしました。というのも、海老取川で味をしめた保険、潮干狩りをここでもやろうという目論見。ここは隣接する海の公園とともに、アサリの潮干狩りで有名なのです。
ここへはもう数年通っているのですが、潮干狩りなんて初めてでした。前にも書きましたが、私は貝があまり好きではなく、冷凍の魚介ミックスに入ってるアサリなんて避けて食べるくらい。今回やってみたのはひとえに、こんな長距離走ってきて、ほとんど釣れずに終わってしまうなんてアンマリだ、という貧乏根性によるものでした。ところが、実際やってみたら、楽しいのなんの! なんといっても、泥の中から出てくるアサリの殻の多彩な美しさにすっかり魅了されてしまいました。
しかも、美味しかった。冷凍の中国アサリとはまったく別物でした。
潮干狩りは10時ごろまでやって、悪い腰をより痛めましたがその割には採れず、帰宅して測ってみたら丁度2kgでした。でも実家におすそ分けしても自分では処理しきれないほどの量ではありました。
その後、ハゼ釣りに移ったものの案の定、ほとんどいない。ここでは基本、短竿での見釣りになるのだけれど見えないものは対処の仕様がない。どうにかこうにかツ抜けした頃、濁りが入って本当に何も見えなくなり、終了しました。
とはいえ、今回の貧果は自分の側にほとんどの原因がありました。今回は仕掛けをいつものビーズやパイプのついた中通し仕掛けでやったのですが、これではここのスレきったハゼには通用しないことは去年から分かっていました。せっかく見えハゼを見つけて仕掛けを送り込んでも、ゴテゴテした仕掛けでは一瞬でハゼは逃げていってしまう。たとえすぐ逃げずにじっとしていても、ハゼの口元に餌を持っていってやるのに操作性が悪く、重い錘をゴロゴロ引きずれば結局は逃げられてしまう。
分かっていたのにやってしまったのは、他の場所では通用したという油断と慢心があったのでした。反省しました。
また、今日は竿を渓流竿の遊々山 硬調 2.9mを使いましたが、前回はいまいちに感じたこれも、ハゼの型が良くなってくるとこれはこれでよい竿だと思い直しました。ハエ竿は感度もよく釣り味が面白いのですが、感度のよさがマイナスに働くことも多く、風や潮の流れといった当たり以外の要素も全部拾うのでうるさく、わけが分からなくなることもあります。遊々山はそういった意味では余分な情報を切り捨てて当たりだけ伝えてくれるのでやりやすいです。まあ、もう少し柔軟だといいんだけれど・・3m前後なら渓流竿の中硬あたりがいいのかもしれません。
途中から交代した愛用のひなた六尺も意外と感度はダルで、遊々山と変わりありませんでした。魚をかけてからのやり取りはやはりハエ竿が面白いです。
その後も諦めきれずに二時間ほど、あたりをうろうろして様子を伺っていましたが、状況は好転せず。去年よく会ってしゃべった地元のオジサンと今年も会って話しましたが、今年は例年にも増して魚影が薄く、たくさん釣れている人を見たことがないとのこと。
それでもやはり、釣れたハゼは大きくてそれだけでも満足できました。帰宅して計ったら最大14cmだったので拍子抜けしましたが、海老取川の現状最大サイズ12cmとは迫力が違いました。
まあ、今後はどちらのハゼも大きくなっていくのだから、海老取川で14cmのハゼを束釣りという夢も捨てきれない・・それでも20cmのハゼが釣れる釣り場というのは渋くても通う価値がある、と思えてしまいます。
地元のオジサンいわく、このあたり、今年はどこも釣れていないが、並木のふなだまり公園だけは釣れるとのこと。サイズはまちまちだが、良型も混じり、数釣りができるとのこと。ふなだまり公園は去年、毎度お世話になりました。ハゼ釣りに行くというより、野島でハゼ釣ってからふなだまり公園のほとりのオーケーストアで天ぷらの具材を買って帰る、そのついでに竿を出すと思いのほか釣れて楽しめるといった具合。今回もそのつもりで、立ち寄ってみることにしました。
ふなだまり公園では1時間半で20尾ほど。確かに釣れないことはないけれど、わざわざ東京から出向くほどではありませんでした。型も大井ふ頭並に小さく、持ち帰りは4尾のみとなりました。最大は12cmが一尾。
今回はアサリ採りの面白さが際立った一日となりました。野島のハゼもいいけど、ここではアサリが主役かな・・

とはいえ14cm級のハゼのてんぷら、さすがにでかいっす!
場所 野島公園(6時半~15時半 アサリ採りとハゼ釣り)、並木ふなだまり公園(16時~17時半)
日時 9月15日(金)
釣果 30尾くらい (持ち帰り15尾)、アサリ2kg
竿 宇崎日新2WAY遊々山 ZX 硬調 2.9m、ダイワひなた6尺、宇崎日新ファインモード流2WAY硬調 4.5m
仕掛け 脈釣り仕掛け(中通し錘)
針 MARUTOバーブレスフライフック d21・16号
エサ ボイルベビーホタテ
まだ暗い朝五時に出発し、一路横浜へ。目的地までは片道50km、このくらいになるとちょっとしたツーリング気分です。現在のバイク、スーパーカブ110プロは時速70kmあたりがもっとも安定するので公道では快適だし、燃費は確実に50km/lを超えるし長距離でお尻も痛くならないのですが、なぜかあまり長距離を走る気になれず、往復100kmを超えるとちょっとしんどいです。昔の愛車、旅仕様のオフロード・バイク、ジェベル250XCではこのくらい物の数ではなかったんですがあちらは公道では馬力を持て余し、燃費は25km/lいけばいいほう、50kmも走れば尻は激痛に襲われオフ車らしい立ち乗りを余儀なくされる・・といった具合、なのに日本中を走り回っていました。やっぱりバイクも雰囲気で気分が乗ったり乗らなかったりするんですかね。まあ、単に私が歳を取っただけかもしれないんですが。
とはいえカブプロ110、本当に下道では快適そのものです。のんびりと、何のストレスもなく1時間半で目的地の野島公園に到着しました。早朝だったのでずいぶん早く着きました。
野島公園は私のお気に入りのハゼ釣り場です。でも、ここ、5年位前からほとんど釣れなくなっているという話で、しかも去年からは投げ釣りも禁止されました。まあ、投げ釣りでやってもなかなか釣れないのです。なにしろ、魚影がほとんどない。ハゼ密度はたぶん海老取川の10分の一、大井ふ頭の100分の一以下ではないでしょうか。それでもわざわざ来たのは、ここ、釣れるハゼはほとんどが良型なのです。ほとんどいないけど、いればデカいという、奇妙な釣り場なのです。
私は勝手に、ハゼの釣れる時間帯は干潮しばらくから満潮までだと決めています。これは別に根拠があるわけではなく個人的な感触に過ぎないのですが、今回は厳密に干潮の時刻に着けるようにしました。というのも、海老取川で味をしめた保険、潮干狩りをここでもやろうという目論見。ここは隣接する海の公園とともに、アサリの潮干狩りで有名なのです。
ここへはもう数年通っているのですが、潮干狩りなんて初めてでした。前にも書きましたが、私は貝があまり好きではなく、冷凍の魚介ミックスに入ってるアサリなんて避けて食べるくらい。今回やってみたのはひとえに、こんな長距離走ってきて、ほとんど釣れずに終わってしまうなんてアンマリだ、という貧乏根性によるものでした。ところが、実際やってみたら、楽しいのなんの! なんといっても、泥の中から出てくるアサリの殻の多彩な美しさにすっかり魅了されてしまいました。
しかも、美味しかった。冷凍の中国アサリとはまったく別物でした。
潮干狩りは10時ごろまでやって、悪い腰をより痛めましたがその割には採れず、帰宅して測ってみたら丁度2kgでした。でも実家におすそ分けしても自分では処理しきれないほどの量ではありました。
その後、ハゼ釣りに移ったものの案の定、ほとんどいない。ここでは基本、短竿での見釣りになるのだけれど見えないものは対処の仕様がない。どうにかこうにかツ抜けした頃、濁りが入って本当に何も見えなくなり、終了しました。
とはいえ、今回の貧果は自分の側にほとんどの原因がありました。今回は仕掛けをいつものビーズやパイプのついた中通し仕掛けでやったのですが、これではここのスレきったハゼには通用しないことは去年から分かっていました。せっかく見えハゼを見つけて仕掛けを送り込んでも、ゴテゴテした仕掛けでは一瞬でハゼは逃げていってしまう。たとえすぐ逃げずにじっとしていても、ハゼの口元に餌を持っていってやるのに操作性が悪く、重い錘をゴロゴロ引きずれば結局は逃げられてしまう。
分かっていたのにやってしまったのは、他の場所では通用したという油断と慢心があったのでした。反省しました。
また、今日は竿を渓流竿の遊々山 硬調 2.9mを使いましたが、前回はいまいちに感じたこれも、ハゼの型が良くなってくるとこれはこれでよい竿だと思い直しました。ハエ竿は感度もよく釣り味が面白いのですが、感度のよさがマイナスに働くことも多く、風や潮の流れといった当たり以外の要素も全部拾うのでうるさく、わけが分からなくなることもあります。遊々山はそういった意味では余分な情報を切り捨てて当たりだけ伝えてくれるのでやりやすいです。まあ、もう少し柔軟だといいんだけれど・・3m前後なら渓流竿の中硬あたりがいいのかもしれません。
途中から交代した愛用のひなた六尺も意外と感度はダルで、遊々山と変わりありませんでした。魚をかけてからのやり取りはやはりハエ竿が面白いです。
その後も諦めきれずに二時間ほど、あたりをうろうろして様子を伺っていましたが、状況は好転せず。去年よく会ってしゃべった地元のオジサンと今年も会って話しましたが、今年は例年にも増して魚影が薄く、たくさん釣れている人を見たことがないとのこと。
それでもやはり、釣れたハゼは大きくてそれだけでも満足できました。帰宅して計ったら最大14cmだったので拍子抜けしましたが、海老取川の現状最大サイズ12cmとは迫力が違いました。
まあ、今後はどちらのハゼも大きくなっていくのだから、海老取川で14cmのハゼを束釣りという夢も捨てきれない・・それでも20cmのハゼが釣れる釣り場というのは渋くても通う価値がある、と思えてしまいます。
地元のオジサンいわく、このあたり、今年はどこも釣れていないが、並木のふなだまり公園だけは釣れるとのこと。サイズはまちまちだが、良型も混じり、数釣りができるとのこと。ふなだまり公園は去年、毎度お世話になりました。ハゼ釣りに行くというより、野島でハゼ釣ってからふなだまり公園のほとりのオーケーストアで天ぷらの具材を買って帰る、そのついでに竿を出すと思いのほか釣れて楽しめるといった具合。今回もそのつもりで、立ち寄ってみることにしました。
ふなだまり公園では1時間半で20尾ほど。確かに釣れないことはないけれど、わざわざ東京から出向くほどではありませんでした。型も大井ふ頭並に小さく、持ち帰りは4尾のみとなりました。最大は12cmが一尾。
今回はアサリ採りの面白さが際立った一日となりました。野島のハゼもいいけど、ここではアサリが主役かな・・

とはいえ14cm級のハゼのてんぷら、さすがにでかいっす!
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