10/28 20年度7回目の釣りは大混雑のふれーゆ裏で夜釣り
- 2020/10/30
- 05:43
場所 ふれーゆ裏(3時~10時)
日時 10月28日(水)
釣果 カサゴ1、キュウセン6、シマハゼたくさん
竿 アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE、タカミヤ H.B concept HIBIKI 小継SAGURI 2.7m、自作2.1m
仕掛け タチウオ用電気ウキ仕掛け、テンヤ引き釣り、ジグサビキ、胴突き
エサ キビナゴ、青イソメ
午前1時45分に自宅を出発、現地のふれーゆ裏には一時間強でついた。
岸壁に出ると、人、人、人・・で大混雑。いまは真夜中、しかも平日だよね? いったいこの釣り場に何が起きているんだろうか・・それともこれがこの季節の平常運転なのかな? 去年の今頃はもうちょっとすいていたような気もするが・・
奥に進むにつれてヒト気がまばらになっていくのがここの常なんだけど、混んでるな~これじゃ入れない・・と思いながら進んでいったら、最奥部まで来てしまった。さすがにどん詰まりには人影も少なかったものの、ここ、すごく浅くてタチウオは寄り付きそうにない(実際のところは分からないが)。仕方ないので今来た道を戻ったら、ちょうど帰りかけている人がいたので、そこに入らせてもらった。
今回はいつものタチウオ狙いで、テンヤと、そして私としては新機軸で電気ウキ仕掛けを持ってきた。とはいえちょっと、試すだけということで、竿はいつもの2.7mの安竿。3号の電気ウキに、3号の中通し錘、アジホタル、そしてワイヤーハリスの一本針という、ありあわせの仕掛け。「からまん棒」を忘れたことにあとで気がついた。
ウキ仕掛けにキビナゴをつけ、とりあえず浅め、1ヒロのタナを取って投げる。予想通り、他の釣り人のウキより半分くらいの距離しか飛ばないが、まあ仕方ない。
で、手持ちはいつものクロスフィールドに自作テンヤをつけて、表層近くからゆっくり探る。アタリはない。
やがて、ウキがゆらゆら~として、しばらく沈んだ。これはっと思い、合わせてみるも乗らず、回収したらキビナゴがなくなっていた。うーん。なんだろう。周りにもウキ仕掛けはたくさん漂っているが、これといってどこも釣れている様子はない。隣の若者二人組がなにか大物を上げていたが、どうやらエイだったようだ。
だからこれも気のせいかな・・と思いつつキビナゴを付け直して同じ場所に投げ込み、テンヤを投げていたら・・
突然、カラカラと音がしてウキ釣りの竿が跳ね上がり、柵にリールで引っかかったような形に。
海に落ちる前に間一髪、飛びついて捕まえた。
かなりの引きで、ゴンゴンと持っていこうとするが、なんとか引き寄せることはでき、足元まで。いったいなんだろう、抜き上げられるか? と確認のため覗き込んだ瞬間、糸が切れた。
足もとには私の(高かった)電気ウキがぷかぷか浮かんでいる。必死でタモを下ろし、掬い上げた・・
が、糸を切られたらウキは遊動だから魚に持って行かれることはないのだった。何も慌てる必要はなかった・・
また、からまん棒さえつけておけば、ウキが海に残ることもなかったのだった・・
謎の小物、「からまん棒」の存在意義をようやく悟った瞬間だった・・
それにしても、魚は何だったのだろう。かなり大きくてタチウオにしては暴れっぷりも派手だった。エイは何度も釣ってしまったことがあるがあの一種機械的な重い引きでもなかった。しかも、ワイヤーハリスでなく、道糸にギザギザの噛み痕みたいなものがついて、そこから切られていた。スズキかなにかだったのかなぁ・・ちょっと分からないが、けっこうな大物を逃してしまって残念である。
ちょっと脱力してしまい、再度ウキ仕掛けをこしらえる気力が湧かなかった。軽い0.5号の中通し錘で、ぶっこみというか、足もとすぐのアオイソメの漂わせ釣りに。これは朝まで放置していたが、小さなカサゴ一尾しかかからず、リリースしようとしたら針を飲み込んでおり出血が激しかったため、已む無く持ち帰ることに。もともとでかくても身が少ないのに、ちびカサゴなんて食うところあるのか・・
その後、テンヤを日の出までやって、マズメ時に明らかなタチウオのアタリが。合わせても乗らず、それでも追ってきて、3回くらいアタったが、結局駄目。ボロボロになったキビナゴを交換して再度挑戦するも、その後は反応がなかった。でもまあ、アタリがあっただけマシという感じではあった。
その後、ジグサビキに仕掛けを変更するも、何もかからず。
隣の人がイナダを釣り上げた。クーラーを持ってきてないということで、私にくれるというので、ありがたくいただいた。
私はその後、前回折れた竿先を交換し、2.1mに伸びた自作小物用竿を試してみた。磯竿の先を移植したのだが、調子はすこぶる良い。もとの磯竿3.6mのときより反応も良く、投げてもけっこう飛ぶ。これならアジングなどにもってこいだと思った。
渋いなか、太ったキュウセン6尾をせめてものお土産とし、帰途につく。
日中は産業道路が非常に混雑し、2時間近くかかった。帰宅は12時ちょうどとなった。
* * *
当日はいただいたイナダ43cmを食べてみた。
解体中に試食したところ、昨年末の豊洲のタチウオと同じ、東京湾奥の臭いがする。こりゃいかんと思い、半身をスパイス多めでムニエルにしたら、逆効果だった。むしろ試食のときのように刺身にして醤油をつけた方がマシだった。
やはり、食べるために釣るなら、最低でも金沢八景あたりまで行かないと駄目なようだ。もちろん個体差はあるのだろうが、特に青物は臭いがつきやすいみたいだ。
翌日はカサゴを丸のまま素揚げ、そしてキュウセンはテンプラに。
ちいさなカサゴも丸のまま揚げればりっばに見え、骨まで全部食べられる。今後もちいさなカサゴやメバルは逃がすつもりだが、助からなかった場合はこうして食べることにしよう。味は臭みもなく(あってもここまで揚げればわからないか・・)、美味しかった。
キュウセンのほうは安定の美味。キュウセンはハゼなどとおなじく、あまり味が水質に影響を受けないようだ。
キュウセン、どこでも釣れるし美味いしで、来るべき食糧難の時代に(ゴンズイとともに?)救世主となるんじゃねぇべか? まあ俺はゴンズイは勘弁願いたいが・・なんて思いながら美味しくいただきました。
タチウオのウキ釣り、思いのほか面白かった。今度はもう少し遠投できる長い竿で挑戦してみよう。また、丸い電気ウキは少しずつ沈むように調整すればテンヤの極スロー引きにも使えるんじゃないだろうか。
あと、次からはやっぱり東京湾奥は避けることにしよう・・
日時 10月28日(水)
釣果 カサゴ1、キュウセン6、シマハゼたくさん
竿 アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE、タカミヤ H.B concept HIBIKI 小継SAGURI 2.7m、自作2.1m
仕掛け タチウオ用電気ウキ仕掛け、テンヤ引き釣り、ジグサビキ、胴突き
エサ キビナゴ、青イソメ
午前1時45分に自宅を出発、現地のふれーゆ裏には一時間強でついた。
岸壁に出ると、人、人、人・・で大混雑。いまは真夜中、しかも平日だよね? いったいこの釣り場に何が起きているんだろうか・・それともこれがこの季節の平常運転なのかな? 去年の今頃はもうちょっとすいていたような気もするが・・
奥に進むにつれてヒト気がまばらになっていくのがここの常なんだけど、混んでるな~これじゃ入れない・・と思いながら進んでいったら、最奥部まで来てしまった。さすがにどん詰まりには人影も少なかったものの、ここ、すごく浅くてタチウオは寄り付きそうにない(実際のところは分からないが)。仕方ないので今来た道を戻ったら、ちょうど帰りかけている人がいたので、そこに入らせてもらった。
今回はいつものタチウオ狙いで、テンヤと、そして私としては新機軸で電気ウキ仕掛けを持ってきた。とはいえちょっと、試すだけということで、竿はいつもの2.7mの安竿。3号の電気ウキに、3号の中通し錘、アジホタル、そしてワイヤーハリスの一本針という、ありあわせの仕掛け。「からまん棒」を忘れたことにあとで気がついた。
ウキ仕掛けにキビナゴをつけ、とりあえず浅め、1ヒロのタナを取って投げる。予想通り、他の釣り人のウキより半分くらいの距離しか飛ばないが、まあ仕方ない。
で、手持ちはいつものクロスフィールドに自作テンヤをつけて、表層近くからゆっくり探る。アタリはない。
やがて、ウキがゆらゆら~として、しばらく沈んだ。これはっと思い、合わせてみるも乗らず、回収したらキビナゴがなくなっていた。うーん。なんだろう。周りにもウキ仕掛けはたくさん漂っているが、これといってどこも釣れている様子はない。隣の若者二人組がなにか大物を上げていたが、どうやらエイだったようだ。
だからこれも気のせいかな・・と思いつつキビナゴを付け直して同じ場所に投げ込み、テンヤを投げていたら・・
突然、カラカラと音がしてウキ釣りの竿が跳ね上がり、柵にリールで引っかかったような形に。
海に落ちる前に間一髪、飛びついて捕まえた。
かなりの引きで、ゴンゴンと持っていこうとするが、なんとか引き寄せることはでき、足元まで。いったいなんだろう、抜き上げられるか? と確認のため覗き込んだ瞬間、糸が切れた。
足もとには私の(高かった)電気ウキがぷかぷか浮かんでいる。必死でタモを下ろし、掬い上げた・・
が、糸を切られたらウキは遊動だから魚に持って行かれることはないのだった。何も慌てる必要はなかった・・
また、からまん棒さえつけておけば、ウキが海に残ることもなかったのだった・・
謎の小物、「からまん棒」の存在意義をようやく悟った瞬間だった・・
それにしても、魚は何だったのだろう。かなり大きくてタチウオにしては暴れっぷりも派手だった。エイは何度も釣ってしまったことがあるがあの一種機械的な重い引きでもなかった。しかも、ワイヤーハリスでなく、道糸にギザギザの噛み痕みたいなものがついて、そこから切られていた。スズキかなにかだったのかなぁ・・ちょっと分からないが、けっこうな大物を逃してしまって残念である。
ちょっと脱力してしまい、再度ウキ仕掛けをこしらえる気力が湧かなかった。軽い0.5号の中通し錘で、ぶっこみというか、足もとすぐのアオイソメの漂わせ釣りに。これは朝まで放置していたが、小さなカサゴ一尾しかかからず、リリースしようとしたら針を飲み込んでおり出血が激しかったため、已む無く持ち帰ることに。もともとでかくても身が少ないのに、ちびカサゴなんて食うところあるのか・・
その後、テンヤを日の出までやって、マズメ時に明らかなタチウオのアタリが。合わせても乗らず、それでも追ってきて、3回くらいアタったが、結局駄目。ボロボロになったキビナゴを交換して再度挑戦するも、その後は反応がなかった。でもまあ、アタリがあっただけマシという感じではあった。
その後、ジグサビキに仕掛けを変更するも、何もかからず。
隣の人がイナダを釣り上げた。クーラーを持ってきてないということで、私にくれるというので、ありがたくいただいた。
私はその後、前回折れた竿先を交換し、2.1mに伸びた自作小物用竿を試してみた。磯竿の先を移植したのだが、調子はすこぶる良い。もとの磯竿3.6mのときより反応も良く、投げてもけっこう飛ぶ。これならアジングなどにもってこいだと思った。
渋いなか、太ったキュウセン6尾をせめてものお土産とし、帰途につく。
日中は産業道路が非常に混雑し、2時間近くかかった。帰宅は12時ちょうどとなった。
* * *
当日はいただいたイナダ43cmを食べてみた。
解体中に試食したところ、昨年末の豊洲のタチウオと同じ、東京湾奥の臭いがする。こりゃいかんと思い、半身をスパイス多めでムニエルにしたら、逆効果だった。むしろ試食のときのように刺身にして醤油をつけた方がマシだった。
やはり、食べるために釣るなら、最低でも金沢八景あたりまで行かないと駄目なようだ。もちろん個体差はあるのだろうが、特に青物は臭いがつきやすいみたいだ。
翌日はカサゴを丸のまま素揚げ、そしてキュウセンはテンプラに。
ちいさなカサゴも丸のまま揚げればりっばに見え、骨まで全部食べられる。今後もちいさなカサゴやメバルは逃がすつもりだが、助からなかった場合はこうして食べることにしよう。味は臭みもなく(あってもここまで揚げればわからないか・・)、美味しかった。
キュウセンのほうは安定の美味。キュウセンはハゼなどとおなじく、あまり味が水質に影響を受けないようだ。
キュウセン、どこでも釣れるし美味いしで、来るべき食糧難の時代に(ゴンズイとともに?)救世主となるんじゃねぇべか? まあ俺はゴンズイは勘弁願いたいが・・なんて思いながら美味しくいただきました。
タチウオのウキ釣り、思いのほか面白かった。今度はもう少し遠投できる長い竿で挑戦してみよう。また、丸い電気ウキは少しずつ沈むように調整すればテンヤの極スロー引きにも使えるんじゃないだろうか。
あと、次からはやっぱり東京湾奥は避けることにしよう・・
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